【はちみつ文庫】 世界名作劇場:硝子のディルド 2 【R-18】
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□ 硝子のディルド  □

世界名作劇場:硝子のディルド 2 【R-18】

 シンデレラが舞踏会の会場に現れると、一瞬時が止まったように、みんなの視線が集まりました。
 楽団もそのあまりの美しさに、しばし演奏するのを忘れたくらいです。

 硝子のディルドに弄ばれたその躰からは、むせかえるような色気が放たれて、それでなくとも美しいシンデレラを、よりいっそう美しく輝かせていました。
 透けるように白い肌は 恥じらうように赤みを帯び、その青い瞳は潤み、その場の男達は吸い込まれるように見入っていました。

「誰なんだあの美しい姫は?」
「まるで薔薇の妖精だ」

 ひそひそと話し声が聞こえてきます。

 そんな男達に脇目もふらず、シンデレラは王子を探しました。
 会場内を見渡すと、その中央にその愛しい姿を見つけました。

 王子はシンデレラと目が合うと、まっすぐに彼の元へやって来ました。
 そしてあの白い歯を出して笑うと、こう言いました。

「踊りの相手をしていただきたい」
「ええ。もちろん」

 そう言って二人は踊り始めました。
 しかしシンデレラは、硝子のディルドが邪魔をして、上手に踊れません。
 王子の物をかたどったそれは ずいぶんな大きさでしたので 落ちてくることはありませんが、動くたびにそれが身体の奥を疼かせるのです。

『ああ……、この火照った身体を早く冷ましたい。王子に抱かれたい』

 その思いが、シンデレラの脚を庭に向かわせます。
 踊りながら薔薇園まで来ると、シンデレラは茂みに王子を引っ張り込みました。

「あん。王子様、抱いて!」
「なんと積極的な乙女だ。この据え膳、食わねばなるまい!」
「王子様、好き、好き。初めてお会いしたときから、貴方が好きでした」
「何と嬉しいことを言ってくれるのだ。我が名はルシガ。どうか名前で呼んでおくれ」
「私はアレックス」
「アレックス!」
「ルシガ!」

 そう言うと、シンデレラは王子を押し倒しました。
 手順を追って抱かれるどころではなく、躰が王子を求めていました。 
 剥ぎ取るように王子のカボチャブルマーにタイツ、それに下着を脱がすと、愛しい物が姿を現しました。

 起き上がっていなくても、それはそれは立派な大きさをしていました。

「あん。欲しかったのぉ~」

 シンデレラはそう言うと、王子のそれにむしゃぶりつきました。
 初めて口に含むはずなのに、舌が千本の手のように動きました。
 そして王子のそれがみるみる起き上がってきて 口からあふれ出しても、シンデレラはそれをやすやすと飲み込むことが出来たのです。

「うっ……あぁ……っ」

 王子の悦楽の声を聞きながら、シンデレラは心の中で魔法使いに感謝しました。

『魔法使いさん、素敵な口をありがとう』

 シンデレラは喉の奥まで使い、王子を高めていきました。
 すると王子が言いました。

「もう、これ以上はだめだ。アレックス、お前が欲しい」

 王子の言葉に、シンデレラは歓喜しました。
 ペチコートを脱ぎ、硝子のディルドを取り外すと、シンデレラは王子に跨がりました。
 そして尻を沈めていくと、蕾の中に王子の全てが収まりました。

「ああ……ん。すごくいい」

 シンデレラは、生身のその熱さに 涙を流しました。

 シンデレラはスカートを捲り上げると、自分の物を扱き始めました。
 それと同時に馬車に揺られるように、腰を激しく動かしました。

「お……お前は男か!……うっ!」

 王子がシンデレラを男だと気づいたときには、後の祭りでした。
 上からガンガンに攻められ、躰に走った快感が王子を虜にしていました。

「あん。あん。あん。ルシガ、すごくいい」
「……うっ。畜生。感じてなんか……あうっ!」

 アレックスの腰の動きがさらに早くなります。

「あっ。あっ。あっ。あっ!あぁあああんっ!」

 激しい締め付けに、王子のそれも、シンデレラの中で よりいっそう大きくなります。

「ああんっ。すごい……大きい!」

 シンデレラの蕾が戦慄くと、王子のそれが爆発しました。

「うっ……」
「はぁ……はぁ……はぁ……。すごく……よかった」

 シンデレラは王子の躰の上に、倒れ込みました。

「私が男とやるなんて……」

 そう言って王子は唇を噛みましたが、何故かその瞳は潤んでいました。

「このままやられっぱなしにはならないぞ!」
「?」

 そう言うと、王子は起き上がり、シンデレラを木に向かって立たせました。
 そしてスカートを捲り上げると、その見事な美尻に まだ猛り立ったままのそれを突き立ててきました。
 シンデレラの中には先程の王子の白濁が残っており、出し入れの度にじゅぶじゅぶと淫猥な音を立てます。
 
「あっ。いい……ルシガ、もっと!」

 シンデレラは木の幹に爪を立て、王子に犯され続けました。

「畜生!……私が、男などと。……畜生」

 王子はそう言いながらも 気持ちよさそうに、シンデレラの尻に腰を打ち付けていました。
 
 その時です。
 お城の鐘がリーンゴーンと鳴りました。

「あれは12時の鐘!」
「そうだ……それがどうした?」
「いけない。もう、行かなくっちゃ!」
「だめだ。離さない」
「あの鐘が鳴り終わる前に、帰らなければならないの」
「だめだ!」
「ごめんなさい。えいっ!」

 そのかけ声と共に、シンデレラは王子を突き飛ばしました。

 ぬっぽーん。

 音と共に王子は離れ、地面に頭を打つと、意識を失いました。

「ごめんなさい。本当にごめんなさい」

 そう言うと、シンデレラはお城の外に駆け出していきました。

 そして、下半身丸裸のまま気を失った王子の横には、あの硝子のディルドが残されていたのです。




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Date:2011/04/12
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