【はちみつ文庫】 2011年03月
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はちみつ文庫

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2011/03/30
秘め湯] 秘め湯 5 【R―18】
2011/03/29
秘め湯] 秘め湯 4 【R-18】
2011/03/28
秘め湯] 秘め湯 3 【R-15】
2011/03/26
秘め湯] 秘め湯 2
2011/03/25
秘め湯] 秘め湯 1 【R-18】
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 概要: 

秘め湯] 秘め湯 5 【R―18】

 概要:  ルシガの背中にアレックスの爪がくい込んだ。 眉根を寄せた彼の瞳から涙が零れる。「苦しいか?」 ルシガの問いかけにアレックスは小さく頷くと、小さな声で呟いた。「……優しくして……」 ルシガはアレックスのこめかみに口づけると、更に中へと進む。「あぁ……っ!」 アレックスは悲鳴にも似た溜め息をあげ、それから逃げるように躰をずり上げていく。 その肩を押さえつけながら、ルシガはより深く腰を沈めていく。「いやぁ……...

秘め湯] 秘め湯 4 【R-18】

 概要:  蝋燭の灯りの揺れる中、ルシガはアレックスの躰を布団の上に横たえた。「ぁ……ぃゃ……」 今にも消え入りそうな声で、アレックスが抗う。 ルシガの指先が浴衣を捲り、その太腿に触れたからだった。「嫌? なぜ?」「……」「恥ずかしい?」「……ええ」「愛しているよ、アレックス」「……ルシガ……」「おまえの全てを知りたい。私の全ても……知って欲しい」 ――ああ、私はなんてカッコイイんだ! ルシガは自分に酔っていた。 そんな腹...

秘め湯] 秘め湯 3 【R-15】

 概要: 「ちょっと待て、アレックス! 死ぬ~! 死ぬ~!」 ルシガはアレックスに腕をねじ上げられ、首をホールドされていた。「んぎゃ~っ! 離せ~っ!」 苦痛に涙を流しながら叫ぶルシガに、アレックスが言った。「だって、ルシガが襲うんだもの~」「ぐぎゅ~っ。死ぬ~」「もう襲わないって言って!」「ほ……本当に、本当に死ぬる~」 ルシガがいくら躰が大きく、力があると言えど、特別警察で本格的な訓練を受けたアレックスの...

秘め湯] 秘め湯 2

 概要: 「うっわー! 綺麗!」 アレックスはそれを見ると、口元を押さえて叫んだ。 二人の目の前には会席料理という、ちまちましたお菓子のような物が並べられている。「これ、食えるのか?」「あたりまえじゃない」「フォークとナイフがないじゃないか。おい、奴隷を呼べ」「いやぁね、ジャンポーネ料理はこのお箸で食べるのよ」 そう言うと、アレックスは二本の箸を器用に動かして見せた。 ルシガもそれを見て真似るが、上手く動か...

秘め湯] 秘め湯 1 【R-18】

 概要:  アレックスの白い車が、雪の降り注ぐ中、山間の道を上へ上へと登っていく。「すごい雪だな。積もったら明日は帰れそうにないな」 ルシガの言葉に、アレックスはさらりと答える。「その時は、連泊しましょうよ」 雪はさらに激しさを増し、大きなぼた雪が フロントガラスに張り付いてくる。 目の前の雪に視界を遮られるが、アレックスは速度を落とすこともなく、山道を登っていった。 「道が見えないな。大丈夫か?」「大丈夫...
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